[初心者×冬]ふもとっぱらキャンプ場で年越しキャンプと反省

冬は基本ひきこもりの私ですが、友人に「年越しキャンプ行こうよ！」と誘われ、ノリと勢いで参加を決意。

結論から言うと思い出に残る年越しとなりました。

富士山を背景にした風光明媚なキャンプサイトは圧巻でした。神々しい、圧倒的存在感。こんな背景でキャンプしたら、日陰者の私のテンションぶっ壊れますよ。風光明媚とか言ってる場合じゃない。

というわけで、今回は初心者の私たちが行ってみて感じた振り返りを反省も含めてメモしておこうと思います。
ベテランキャンパーの皆さんには笑われるかもしれませんが、初心者の方や初めて行く方には参考になれば幸いです。

ふもとっぱらキャンプ場は人気で予約が必須！

まず苦戦したのがキャンプ場の予約。そりゃそうですよね、みんな「初日の出を富士山バックで拝みたい！」って同じこと考えてるわけで。12月31日は案の定、満席状態。

でも、諦めるわけにはいかない。「キャンセル自由＝粘れば勝ち」という希望を胸に、スマホ片手に3時間のにらめっこ開始。待ち続けた末にようやく空きが出た瞬間、「これだ！」とばかりに秒速で予約完了。先月チケットぴあでoasis来日の先着チケットを取った瞬間くらいには心臓がドキドキしたけど、なんとか滑り込みセーフ。

反省1：ふもとっぱらキャンプ場で年越しキャンプをしたい方は時期早めの予約をおすすめします。

防寒対策が甘かった

とにかく寒い。いや、寒いなんてもんじゃない。初心者の我々が挑んだのは、薪ストーブどころか湯たんぽすらない、ただの普通のコールマンテント。夜になると風がビュービュー吹き荒れて、もはや冷蔵庫の中にいるような気分です。

しかも、キャンプサイトがやたらと開けた場所にあるせいで、風が真正面から襲いかかってくる始末。なんとか寝る際は幸い羽毛布団+毛布を持参したので、暖かく寝ることが出来ました。

寒冷地使用の寝袋を持ち合わせていない初心者キャンパーには圧倒的に羽毛布団がおすすめです。基本的に寝る際は、下に引く防寒マット、エアマット、羽毛布団、毛布、カイロこれで全然耐えられました。寝袋で寝るよりも簡単に寝返りが打てたので心地よかったです。

意外な救世主、それがカイロでした。正直、侮ってましたよ。「まあ、寒いし持っていくか」くらいの軽い気持ちで買ったカイロが、こんなにも活躍するなんて。

寝袋に放り込めば朝までポカポカ。特に、指先が冷たくて死にそうなときに握るカイロのありがたさといったら、泣きそうになるほどです。

カイロは寒冷地での最終兵器だ。

反省2：真冬はベンチコートなど暖かい装備で行くべし

夕ご飯はバーベキュー！（やめといた方が良い）

いや、正直、寒かった。めちゃめちゃ寒かった。「本当にムリ」って言葉が、こんなに心の底から出たのは初めてかもしれません。火のそばにいても、風が吹くたびに熱がどっか行くんですよ。若さと、勢いだけで耐えましたが。青春ってことにしておきましょう。

反省3：カセットコンロと鍋、持っていくべし

温泉最高

ここのキャンプサイト、設備が充実していました。特にありがたかったのが、無料で入れる温泉！寒さに震えながらテントで過ごした後に、あったかいお湯に浸かる幸せ。これ、本当に癒されました。温泉のおかげでポカポカ。

ただし、ひとつだけ注意点！温泉にはタオルがないので、タオルは必ず持って行きましょう。

翌日の午前はたき火でご飯

翌朝、目が覚めてテントのチャックを開けると6時には日の出の気配が。富士山をバックに初日の出を拝むことが出来ました。あの寒さを我慢した甲斐があったと実感。

翌日の午前中、太陽が顔を出すと、あれほど寒かったキャンプサイトが一転、ちょっと熱いくらいに感じました。風が吹き荒れて冷えた夜を乗り越えた後、朝の太陽の温かさが本当にありがたかったです。こういう時に、開けたキャンプサイトの良さを実感しますね。真冬でも太陽が顔を出すと意外と暖かいです。木陰がないので夏はかなり暑いでしょう。

そして、もちろん午前中はたき火でご飯！暖かい日差しを浴びながら、のんびりと食事を準備して、ほっこりした気分で朝を迎えました。

朝起きたら、まずはたき火でアヒージョを作ることに決定！

アヒージョの素、オリーブオイル、豚バラ肉、バター、そしてマッシュルームを投入。たき火で調理することで、いい感じにスモーキーな香りが食材にしっかり移り、絶品の一皿に仕上がりました。食べる瞬間、風味が広がり、その美味しさにみんなで感動。

ちなみに、キャンプが終わった後、3日間ほど私自身のスモーキーな香りも取れませんでした。でも、それもまたキャンプの醍醐味…と。

朝もっと早く出れば良かった

朝もっと早く出ればよかった…と、後悔しつつも、年末の渋滞には勝てませんでした。高速道路は予想通り、終始混雑。特に年末の帰省ラッシュで、どこもかしこも車の列。普段ならスムーズに走れるはずの道も、ノロノロ運転が続きました。

せめてもう少し早起きして、朝のうちに出発すれば、渋滞を避けられたかもしれません。次回はもう少し計画的に、早朝出発を心掛けようと心に誓いました。

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